体と心は深い関係があるといいます。
それは、猫背をしていたら、誰でも鬱っぽくなります。ネガティブになります。
気持ちが下向きだ、という表現がありますが、それは視線も下向きな状態です。
例えば、自分が王様になったふうに演技をしてみると、
王様らしい姿勢や表情というのがあって、それになることができます。
さらに、周りが王様のように自分を扱ったら。。。王様のような体になっていくと思います。
つまり今の姿勢や体を作っているのは、これまでの生き方です。
その生き方は、どこから始まっているかというと、生まれた環境、家族関係、社会での経験です。
となると、本当の自分はどこにあるのでしょう?
ということに気がついてしまった人は、
掘り出していって、削り落としていって、本当の自分に近づいていくしかありません。
自分の体の使い方と向き合う、ということは、
これまで自分を造ってきた環境の影響を丁寧に観て、不要なものを削ぎ落とし、手放して、
本当の自分に少しずつ近づいていく、道なのだなと感じます。
自分の心が触れて反応するものを見つけていくと、
それに近づいていけます。
そのためにできることの一つは、体を変えること、があります。
先ほどの王様の話でいうと、王様のように育った人は、王様のような体になりますが、
そこから、今度は王様のようになった体が、その人を支配し始める、という現象が起こります。
朝起きると、王様の体が待っていて、その肉体に入ると、もう王様のように行動するしかないのです。
自動的に、そうなりますよね。。。
また、周りも自分を王様のように扱うので、それはどんどん定着されていき、変えるのは困難です。
これは王様であろうと、下僕であろうと、同じことになります。
お父さんであろうと、お母さんであろうと、どのような役割でも、同じこと。
朝起きたら、全く違う別の人生を体験できたら面白いのに、と思います。
あ、でも、それが人生というものでした。
一生丸々かけて、与えられた状況を生きることが、人間の魂の学びなので、
与えられた状況を目一杯生きることは意味があります。
もう、学んだだけで十分です。
でも、そのことに気がついたら、少しだけ、自分のハマってしまっている状況から自由になることができます。
それは不可能ではないです。
体を変えるというのは、そういう取り組みなのだなと感じる、今日この頃です。

