ファスティング体験記①の続きです。
臓器と感情
腸にフォーカスしたファスティング1回目を終えた時、大事なのは次の肝臓だな、と感じていた。
肝臓は、漢方でみると、怒りの臓器と言われている。臓器と感情は関係が深い。臓器にとどまったままの過去の感情なんて山ほどあるものだ。かつて、膵臓だけのヒーリング交換を友人と行った時に、2人とも非常に甘やかな気分になったというフィードバックをしたことがある。それは、膵臓が血糖値を調整する役割を担っていることを考えると、なるほどと思う。
肝臓は、沈黙の臓器と言われるほど、我慢強いところなので、多少の怒りを溜め込んでもへっちゃらなのかもしれない。しかし、溜め込みは少ない方がラクに決まっている。実際、臓器の硬結は、体の不調につながっていく。
断食と断捨離
肝臓に向けたファスティングをやると自分が決めた時点で、そこに向かって動き始めたように思う。感情の整理などが起きていったからだ。そして、始めた途端、動画の整理を始め、ファイルの整理を行った。そこから、確定申告の準備、夏から放置していたこのブログを始動させる、など、止まっていたものが動き出したのだった。
断食という食物の断捨離と同時に、他のものの断捨離を始めるというようなことはよく起こることだ。
物理的なものがファスティングによって毒出しされると、感情も同時に流れが出て、動き出す。感情の整理が進むことで、道にあった石がなくなることで通行がスムーズになるように、行動するのがラクになる。
アストラルの浄化、そして肝臓の再形成、体の再統合
何かを捨てないと新しい流れは起きない。感情は手放されていって、流れやすい状態になっていく。アストラルヒーリングで行われるのは、このようなことだ。
今回、同時に友人のヒーラーに、肝臓の再形成のヒーリングもやってもらった。断食でいつもよりスペースができた肝臓をヒーリングするとダブルの効果があり良かった。
自分でも肝臓にあったヨレや捩れみたいなものが解けて碁盤の目が整ったような感覚があり、素直な感じになったなあと感じる。
しかし、素直な感じになってみて、ああ今までは違ったんだとわかるわけで、人はなかなか自分の状態がわからない。わからないとは、受け入れられない、ということなのかもしれない。肝臓の硬結は、受け入れられない、消化できない、消化なんかしてやるもんか、すなわち、わからない、という態度になるのかもしれない。奥が深いな、肝臓は。
普段、消化機能で一杯一杯の肝臓が、4日間の休暇をもらったようなものだと考えると、今回のファスティングでは、いつもより再形成する方にエネルギーを回せたのではないかと思う。
となると、肝臓側から見たら、次から次へと食べ物、おやつ、アルコールなどが運ばれてきて、そちらの消化に一杯一杯で、感情までは消化する余裕がない、肝臓を再生するところまでエネルギーを回せない、ということになるのかもしれない。
実際に、鳩尾あたりの硬さが取れ、背面の力が抜けやすくなった。骨盤の左右差も小さくなったように感じる。体の方は、不要なものが手放され、スペースのできた状態で、これまでと違う体の使い方を見つけ統合する、ということを行なっているようだ。
今回使った肝臓デトックスハーブ
今回肝臓のデトックスに使われたハーブを振り返ってみる。
お茶としても使えるらしく、普段から取り入れてみてアフターケアしようかと思う。
さて、たんぽぽ茶の方は、と調べていて、ダンディライオンのエッセンスも一緒に取れば良かった!と今更ながらに思いつく。この色、まさに3チャクラではないか・・・
『ダンディライオンはデトックス (解毒作用)が顕著でありかつ繁殖力が強いため、インドのアーユルヴェーダやアラビアのユナニ医学、TCM(中国伝統医学)や北米の先住民医学などに幅広く用いられてきました。』
(日本メディカルハーブ協会サイトより引用)
このお茶をたんぽぽコーヒーラテとして飲んでいたのだけど、濃いと漢方のような感じでお薬感がありました。
ダンディライオンのフラワーエッセンスは、筋肉の緊張を取るというものだけど、実際に体の強張りが緩くなったと思う。馬に乗って確かめるのが楽しみだ。
停滞は悪いことじゃない
停滞状態を打破したくて、ファスティングを行ったのだけれど、実は、自分の中ではその前の停滞状態がすごく大事な時間だったなとも感じている。その時間に何かが煮えていた。この停滞する力、みたいなのは自己成長する上ではとても重要な能力ではないだろうか?
停滞、というのは、一つの状態で、何か動きを取り戻すきっかけを待っている状態に過ぎない。
クマが雪の多い時には冬眠するようなもの。冬眠状態が悪いと決めつけるのは現代的な効率を求める視点にすぎない。人生の長い間、冬眠する時期は誰にだってあるし、言ってみれば毎年、停滞状態の冬が訪れている。
ただ、あまりにも長く停滞状態が続くと、自分1人で動かすのは難しくなってしまう時がある。
特に、自分より強大なものに取り込まれている時など。(家族のカルマや、社会からのエネルギー的なレッテルなど。)パターン化されてしまい、抜け出すことができない時。自分自身を信じることができない時。エネルギーが貯められない時。
そんな時は、迷わず第三者の手を借りよう。今回は、フランス式ファスティング、というhow to 本が助けてくれた。また、ヒーリングを受け続けたこと、SHASでの研修、など様々なことの結果で、もう動きたいという欲求が自分の内側から出てきて、断食という行動に踏み切ったのだと思う。
誰かの手を借りて取り組むと、空気が入り、スペースが生まれやすくなる。そして、色も出てくる。辛いことが、ちょっと辛くなくなる。自分のことを深く信じて、きちんと停滞し、煮え、そして、一歩を踏み出すことができるようになる。
そして、物理的なこと肉体的なことを一緒にやることで、相乗の効果が起こることがある。きっと消化器は、消化でいつも忙しいから、物理的に休ませることが、特に効くのだと思う。
最後に、補足で、もう一点。
フランス式ハーブを使った臓器ごとのファスティングの2回目を終えて、気がついたことがある。抜け毛が減ったのだ。シャンプー後に自然に抜け落ちていた毛髪の量が明らかに減ったのだ!
コメント