ハーブを使う、フランス式ファスティングを知る
この冬、フランス式ファスティングというのをやってみた。きっかけは、エックスを開いたら、本が出てきたから。
SNSからのこういう情報は、必要な時にやってくる、と思っている。
自分の中の何かにヒットしないと、反応しない。自分の中に、何かしらの毒出しとか、食事を変えるということの必要性を感じていたところに、現れたのでポチッとしたのだ。
この本の面白いところは、単なるファスティングではないところ。お腹を空かせないファスティング、というところと、フランス流に臓器に合わせたハーブを使うところだ。
夕ご飯は、スープを飲んで良い
実際の食事はこんな内容で４日間。
朝：ハーブ水、バターコーヒー
昼：コールドプレスジュース、バターコーヒー
夜：スープ、海苔
夜は、海老のビスクとか豚汁とかをしっかり作り、スープだけ飲む、という斬新な方法！
なんだかできそう！と思えたのだ。空腹感が出てはむしろいけない、なんて食いしん坊の私には向いていると思ったのだ。
フランスのハーブ薬局と臓器ごとのハーブ
この作者がフランス式ファスティングを始めたきっかけなどのエピソードにも好感が持てた。
フランスのハーブ薬局で相談して始めたというではないか。
『エルボリストリ』というフランスのハーブ薬局に、SHASのルルド研修に参加した時に、パリでその存在を教えてもらい、行ったことがある。狭い間口のお店に入ると、ハーブの香りに包まれ、棚いっぱいに並んでいる薬草のお店で、本当に素敵なお店だった。
→『目の当たりにした、ハーブや精油などで日常的にセルフケアを行うフランスの文化』
→この記事にそのお店が出ている。
この本の通りにやってみようと思い立ったのだった。
各回、別の臓器にフォーカスして全3回が紹介されている。（この中の肝臓までやったところでこの記事を書いている。）
腸：サイリウム（オオバコ）、センナ
肝臓：サイリウム、ミルクシスル（マリアアザミ）、たんぽぽ茶
腎臓：サイリウム、ウワウルシ、クランベリー、（ホーステイル）スギナ
ファスティングの記録
1回目（腸）
さあやるぞ、と思って臨んだ1回目。満月→新月のターンとか、仕事がないタイミング、外食の約束がない時、などと選んでいたら、永遠に始められなそうだった。
朝：ハーブ水（サイリウム（オオバコ）とセンナ）は水に溶けるとドロっとしている。バターコーヒー（グラスフェッドバターとMCTオイルでシェイク）
昼：コールドプレスジュース機でオーガニックの野菜や果物を買ってきて結構たくさん作って飲んだ。バターコーヒー
夜：ブイヤベース、豚汁、牛テールスープなど
夜のスープはちゃんと作った。普段よりもちゃんと調理していて、それはとても楽しかった。
1日目は特に変わったことはなし。
2日目、昼の後の空腹感が、やや気持ち悪さを伴う感じで、ちょっと辛い。遠出をしたので、お昼頃軽く立ちくらみ。温泉後、便が出せて、気持ち悪さが抜けてきてスッキリした。
3日目、夕方前が一番空腹になる。
4日目、便が出ないと気持ち悪くなることがわかる。この日は、デトックスにと思い、水素吸入を予約していたのでいく。60分で5回もトイレに行ってしまう。やはり便が出るとスッキリする。
その後二日間、回復食的に、すりおろしりんごやつぶしたものを摂った。この簡単さも良かった。
1回目の変化など
この間、体の使い方で気がつくことがあり、長い間痛かった右顎関節が緩和した。
体全体の厚みが取れ、写真で写った自分の姿に驚いた。
体重は、やる前を測っていなかったので、どれくらい減ったかわからない。
体の使い方についての発見があり、気になっていた右顎関節が割と回復するきっかけになった。内臓が軽くなると、体は楽になる。
友人が、1回目を行った時の話
3日目で生理にもなり、クラクラして辛い、と言ってました。
4日目お腹がゆるくなって、楽になった。4日目が一番スッキリしている。
心理的には、４日間、あんまりイライラしなかった。お腹は空いていても、いつもより穏やかだった。
2回目（肝臓）
2回目は、午後の気持ち悪さがあったので、外出はやめようと思っていた。月の相よりも、やりやすいタイミングで、というので選び、正月明けに行うことにした。
朝：ハーブ水（サイリウム（オオバコ）・ミルクシスル）、バターコーヒー（グラスフェッドバターとMCTオイルでシェイク）
昼：コールドプレスジュース機でオーガニックの野菜や果物を買ってきて結構たくさん作って飲んだ。たんぽぽ茶のラテ（グラスフェッドバターとMCTオイルでシェイク）
夜：豚汁、牛テールスープ、鍋などのスープのみ
今回は、前回よりもラクだった。気持ち悪くなることもなく、通常の便が出るのみ。前回は毒が出ていて気持ち悪かったのかも、と思う。
２回目の変化など
なんと、このファスティング期間は、事務仕事をスイスイやれてしまった。これまで放置していたホームページやブログについての作業が進んだ。
感情的な整理が進んで、実際の行動に結びついたような感じだ。
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