ハートチャクラといえば、アストラル界で、そして、バリである。
バリには研修で、3回訪れた。ウブド郊外の研修センターは、田んぼと自然に囲まれていて、早朝から鶏が大騒ぎしていたし、近所のお寺では読経がどこからか聞こえていた。
激しい雨が降り、雨音が心をバリにしてくれた。
いつもは感じない気配が、空気にまじっているのを感じる。私たちは空気を感じ始めるのだ。
生物もたくさんいたし、目には見えない生き物たちも大勢いる。
バリの空気は濃密で、いつもとろけてしまう。
そんな中でたっぷり1週間を過ごすと、エネルギーはいつもより流れ、輪郭からはみ出ていく。
時間の感覚が分からなくなるのが、バリ時間。
そして、あらゆるものが繋がっていく。
何をしていたかと、振り返ると、美味しいご飯を食べて、雨の音を聞いて、カエルの鳴いているところで、寝てた。時間がある時は、絵を描いた。
日常よりもゆったりとした時間の中で、確実に、私たちのハートは開いて、喜んでいた。
そういう時、思わぬ自分に気付くことがある。多くの友人が、新しい自分に気付いて、驚いて、そして美しかった。
決して、忙しい日常生活に追われていては、気付かないこと。
より大きな時間に身を委ねることは、より大きな世界に自分を置くことだった。
いつでも、開けば、つながっていく。
そんなことを教えてくれる、バリの研修の時間は、とても貴重だった。
いろんなものを発見した。おいしいもの。子供を産んだばかりの犬のお母さん。パッションフルーツの実の仕組み。くっついてきたカブトムシ。
時間を決めずに、オープンな姿勢でいると、何かが、こちらをつかまえる。同時にこちらも何かをキャッチする。
同時につながる、というのが、4チャクラ的なつながりだ。
私が気になって目にしたものは、あちらからの呼びかけだったのだ。
そんな4チャクラの世界は、忘れてもいつでも戻っていくことができる。
そして、いつでも私たちを待っていると思う。
人生に彩りを与えてくれる、4チャクラの世界を、バリの写真で表現してみた。
3回目のバリ研修で、自分が絵を描けることに気づいた!
そしてそれはとても楽しいことだった。
絵を描くことが卒業のテーマになったのだから、バリと4チャクラは、私にとって、とても重要なのだ。
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